ペルソナTRPGの世界観は、「女神異聞録ペルソナ」「ペルソナ2 罪」「ペルソナ2 罰」(全て©ATLUS)に準じます。以上。
※…身もフタもない(死)
現代日本がベースになります。従って、現代日本で通用する常識のほとんどは、「ペルソナ世界」でも通用します。
違う点は、ペルソナ、および悪魔という存在が実在する点、そして、人々の噂が現実になるという点です。そしてこれがペルソナ世界の最大の特徴(=シナリオのネタ(死))となります。
参加者全員がよく知っている場所があれば、そこを舞台とするとプレイしやすいでしょう。
これ以降の項目は、ゲーム的、ルール的な意味合いを持つものではありません。
シナリオ作成や、キャラクターへの感情移入の手助けとなれば幸いです。
ペルソナとは、 神や悪魔の姿と能力を持った、もう一つの人格(ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版より)
と定義されています。
これはフィレモン(ニャルラトホテプ?)から与えられる能力です。
人がペルソナ能力を得るためには「ペルソナ様」遊びを経験しなければなりません。
「ペルソナ様」遊びは4人で行います。参加せず傍観しただけでもペルソナ能力は身に付くようです。
そして、PCは全てペルソナ能力者です。当然、過去「ペルソナ様」遊びを経験しているはずです。「どこで」「誰と」と考えていくと、PCのこれまでの人生を考える助けになるかもしれません。
ペルソナ能力者は、自身の生命の危機に直面した瞬間に、ペルソナ能力に目覚めることが多いようです。それは悪魔の襲撃かもしれませんし、何らかの事故かもしれません。
精神的に脆い人間は、ペルソナ能力に目覚めた際、人格崩壊を招く場合があります。
悪魔とは、普遍的無意識内に渦巻く数々の"悪魔的元型"が実体化したもの(ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版より)
と定義されています。
なぜペルソナ世界に悪魔が出現したのか、という点に付いては、ゲーム内で語られていないため、よく分かりません(いや、語られているのかもしれませんが、あいにく気が付きませんでした(死))。
これは想像ですが、ニャルラトホテプが、民間伝承という噂の力を利用して生み出したものではないかと考えます。
深く考えずに、「悪魔は居る。なぜかは知らん。」でも構わないと思います…が、ねぇ(死)。この件、詳しく知っている方が居たらぜひ教えてください。
ちなみに、ペルソナ2における悪魔は、仮面党/新世塾がプレイヤーパーティに対して送り込んだ刺客であり、他の一般人の目には見えない、という設定らしいです。参考までに。
ペルソナ世界(少なくとも、"ペルソナ2世界")では、人々の噂はやがて現実となります。噂する人数が多いほど、またその「信じている度合い(とでも言えばいいのか)」が強いほど、現実となりやすいようです。
これは、噂、つまり言霊の力を、ニャルラトホテプが「現実をねじ曲げる力」に変えている、と解釈しています。
「フィレモンとは」「ニャルラトホテプとは」その他、本来なら書かなければならない点はいくらでもあるのですが、これらは全てペルソナプレイヤーなら了解事項であるハズですので、この辺で終わりにしておきます。