選択ルール(1) - 集中

この選択ルールを採用するべきかどうかについて

この選択ルールは、キャラクターが戦闘中に取れる行動の選択肢を増やすものです。

比較的シンプルなルールですので、無条件に採用してしまっても構わないと思います。

特に、選択ルール「ペルソナ特殊能力」を採用する場合は、必ずこちらの選択ルールも採用してください。

※このルールは、選択ルール「ペルソナ特殊能力」を採用した場合にまれに起こり得る、「敵にこちらの攻撃が一切通用しない!」という状況への対策として作成したルールです。もちろん、「ペルソナ特殊能力」を採用しない場合でも、こちらの選択ルールのみ採用して構いません。

戦闘行動「集中」とその効果

戦闘中、自分の順番が回ってきたキャラクターは、行動として「集中」を宣言できます。集中には1ターンを消費します。特に手札を出す必要はありません。

「集中」を行ったキャラクターは、その瞬間から次のターンの終了時まで、一時的にレベルが20上昇します(このターンの終了時まで、ではありません)。

レベルの上昇により、「敵に与えるダメージが増す」可能性、「敵から受けるダメージが減る」可能性、さらに(これが最も重要なのですが)「行動順が早くなる」可能性が出てきます(ついでに「交渉が成功しやすくなる」可能性も出ます)。

敵より先に行動できれば、特殊能力「オールガード」や「水晶の壁」に対抗することができます。ついでに、逃亡しやすくなります。

2ターン以上連続で「集中」を行うこともできます。その場合は、「集中」しつづけている間、+20、+40、+60…というように、レベルが20ずつ上昇し続けます。このレベル上昇は、「集中」しなかったターンの最後に元に戻ります。

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